お店は内房線より海側にあります。海岸まで歩いてすぐなので、気候が良ければ、お店で買ったパンを、海を見ながら食べると気持ち良さそうです。
もともと、古い住宅をリノベーションしたようなお店ですが、戸をガラガラと開けて中に入ると、意外に思うほど開放的で明るい空間が目の前に広がります。手前にパンが並び、奥は食事ができるスペースになっています。
パンは、あまりSNS映えしなさそうな無骨な感じのハード系もありますが、冷蔵庫にはSNS映えしそうなカラフルな素材をキレイに挟んだサンドイッチがあります。
ハード系も興味がありましたが、今回は昼食用にサンドイッチを買うことにしました。
買ったのは、ツナとアボカドのサンドウィッチ(550円)、スパイシーチキンサンドウィッチ(550円)、あんこバターフランス(400円)です(内税)。
店構えからして、とことんこだわりを持っていそうだなぁという雰囲気を醸し出していますが、やはりパンもそうでした。きっと、野菜がたっぷり入っていますが、それに負けないツナやチキンも入っていて、全体的に味のバランスがうまく取れているなぁと感じました。それに比べると、パンは控え目な存在ですが、それでも美味しさを感じました。あとは、パンの耳がけっこう硬めで、その存在感も大きかったです。あんこバターフランスのあんこも自家製のようで、何かわかりませんが、食べ慣れている味とはちょっと違うなぁということは感じました(笑)
館山がどういう街かよくわかりませんが、鎌倉のように観光客がいっぱい来る土地であれば、きっと人気店になるんだろうなぁと思いました。
千葉県館山市北条2628-8