2021年の最後の営業日に、挨拶も兼ねて、お店へ行って来ました。
昼過ぎ、お客さんはそれほど並んでいませんでしたが、お店に入ると、残りのパンはだいぶ少なくなっていました。買おうと思っていた食パンも売り切れていたので、ハード系のパンを中心に買うことにしました。すると、私の姿に気がついた店主さんが、調理場から出て来られたので
「こんにちは~」
と、挨拶をすると、何やら無言で2つの袋を私の目の前に、ズズズッと差し出されました。
見ると、2種類のシュトーレンでした。
「えっ!いただいちゃっていいんですか?ありがとうございます!」
「その抹茶のほうは売っていないんですけど。作ってみました」
とのこと。これは、全く予想していなかったことで、すごく嬉しかったです。
「この前、買ったシュトーレンも、すぐに食べちゃったんですよ。本当は、ゆっくり食べるものらしいですね」
「その気持ちわかります。私も、すぐに食べちゃいます」
シュトーレンは、クリスマスまで、少しずつ食べ、その味の変化を楽しむものらしいのですが、こちらのお店の「あんこのシュトーレン」は、独創的で、味もよく、店主さんのセンスをとてもよく感じられる一品。なんてことをクリスマスが終わってから言われても・・・と、思われるかもしれませんが、来年、是非、食べていただきたいという美味しさなのです。
家に帰って、すぐに食べてみました。
甘さ控えめなシュトーレンとは言え、やはり砂糖がこれだけまぶしてあると甘いところを、抹茶の苦みが、うまくバランスを取っていて、これもまた美味しいです。やはり、こちらの店主さんはセンスがいいなぁと感心します。
年末に、本当に嬉しいプレゼントをいただきました。
横浜市中区元町1-54 リブレ元町 2F